新たな海産物の加工品を販売したい


相談者:株式会社永徳鮮魚店 永徳 浩幸さん

担当コーディネーター:
 足立 文博(金融)
 木許 大(販路開拓)

相談内容

  • 水害、コロナ禍による売上の減少と資金繰りについて何とかしたい。
  • 新規の販路開拓をしたい。
  • 保存の効く海産物の加工品を作り販売したい。
豊後水道りゅうきゅう丼セットの写真
豊後水道りゅうきゅう丼セット

課題の整理・分析(強みの発見)

平成29年の水害で大きな被害を受け、加工品用のレトルト機が損壊、資金繰りが厳しくなった。

 

売上の回復に励んでいた所でコロナ禍に見舞われた。

 

商品開発の時間は十分にあり、幸い原料も地物で良質なものが入手できる。

豊後水道いか巡り紀行の写真
豊後水道いか巡り紀行

提案内容

  • 水害前に取引のあった所に再アプローチをする。
  • 家飲み需要に対応したちょっと贅沢なおつまみを開発する。
  • 百貨店や酒屋に高級つまみ、ギフトとして提案する。
  • 大分県補助金、メインバンク、日本政策金融公庫との協調融資と津久見商工会議所の協力で対応する。

成果(相談者の声)

永徳社長の写真
永徳社長

水害のあとの資金調達でも、ていねいなアドバイスで何とか調達でき助かりました。

 

地物のいかの醬油漬けを3種開発し、地元百貨店に提案した所、おいてもらえるようになりました。

 

またギフト用のセットを作り、歳暮、中元に販売しました。

 

中元では100セットを超える注文を頂き、コロナ禍の下でも良い商品になりました。


企業情報

株式会社永徳鮮魚店