独自技術で栽培したきくらげの販路を開拓したい


相談者:大塚きくらげ株式会社 大塚 和美さん

担当コーディネーター: 油布 恒文(販路開拓)

相談内容

独自の技術で作ったオリジナルの菌床の販売とその菌床で栽培されたきくらげや椎茸の販路の相談で来訪された。

大阪市中央卸売市場出荷商品の写真
大阪市中央卸売市場出荷商品

課題の整理・分析(強みの発見)

  • きのこの菌床栽培をしているメーカーの研究開発室に勤務し高い技術力と経験、知識を持っている。
  • 原木栽培と変わらない味、香り、品質を持つオンリーワンのきくらげとしいたけを栽培している。
  • 人材不足で生産に追われ営業に行けない事と生産量が大口需要に対応できないことが課題になっている。
生きくらげ選別作業の写真
生きくらげ選別

提案内容

  • 商談会に出る事業者との連携を提案。福岡や東京で開催された商談会に協力事業者のブースに商品を出品し、高評価であった。
  • 大分県内商工会と連携し、新規の農産物を探している農業法人や菌床のきくらげを栽培している生産者を紹介した。
  • オリジナル菌床とその菌床で栽培されたきくらげ、椎茸のブランド化を提案した。仮称「大塚式栽培法」としてブランディングを行っている。
  • 生産者は異なっても同じ菌床で栽培した同品質の商品には、ブランドシールを貼り、連携して大口需要に対応できる出荷体制を提案した。
  • 菌床を購入した生産者に指導を行うよう提案した。
  • 商標登録を提案し、現在、大分県知財総合窓口と連携して支援を行っている。

成果(相談者の声)

乾燥きくらげ袋詰めの写真
乾燥きくらげ袋詰め

販路の拡大が弊社の課題でありましたが、よろず支援拠点の支援を受けて複数社との商談が成立し、売上アップに繋げることができました。


企業情報

大塚きくらげ株式会社