観光牧場の新商品開発を支援


相談者:九重観光株式会社 安部 政児さん

担当コーディネーター: 木許 大(販路開拓)

相談内容

安部代表(中央)と観光牧場入口の写真
安部代表(中央)と観光牧場入口

九重町で観光牧場を経営している。近年、天候不良などで来園者が減り、苦戦している。

 

お土産品としてアイスクリームと飲むヨーグルトの製造販売をしており、販路拡大をしたい。

課題の整理・分析(強みの発見)

  • 自社施設内で製造可能である。
  • 知名度のある飯田高原の中にあり自然環境は最高レベルにある。
  • 材料(牛乳やフルーツ)なども自社農場や近隣から調達できる。

提案内容

  • アイスクリームや飲むヨーグルトは県内外に競合も多い激戦区と言える。まだ県内で競合のいないフローズンヨーグルトを作ってみてはとお話ししました。
  • 更に百貨店の中元商戦に間に合うように開発を進めるようにし、ネーミングやパッケージのデザインも百貨店のギフトカタログに出せるレベルの物を作るように提案しました。
今回開発したフローズンヨーグルトの写真
今回開発したフローズンヨーグルト

成果(相談者の声)

競合の多い牧場メイドのアイスクリームでなく、自社製品のヨーグルトからフローズンヨーグルトの開発をするというアイデアを担当コーディネーターから頂きました。

 

試作を重ね、デザインも一から練り直しました。

 

その結果、地元百貨店の中元カタログの巻頭をかざる事が出来、想定を超える販売数を確保することができました。

 

図らずも、コロナ禍による来場客の減少をカバーする売上を達成する事ができました。

 

自社のお土産ショップでも販売しており、周辺エリアの牧場製品との差別化も実現できました。


企業情報

九重観光株式会社