自社製クラフトチョコレートの販路を広げたい


相談者:ハル チョコレート店 塩崎 光治さん

 

担当コーディネーター:木許 大(販路開拓)

相談のきっかけ

クラフトチョコレート画像
クラフトチョコレート

 相談者は、中津市でカフェレストランを夫妻で経営する傍ら、カカオの実から豆を焙炒し、チョコレートに仕上げるまでの製造を一貫して行うクラフトチョコレート作りも手掛けており、いずれはチョコレートの製造販売にシフトすることも視野に入れていました。

 未加工のカカオ豆を使用し、チョコレートになるまでを一貫して自身で作るクラフトチョコレートは、かつてはマイナーな分野でしたが今では高級品として一定の地位と認知度を有しています。

 クラフトチョコレートの製造・販売については他に大分県内で手掛ける事業者も見当たらず、この事業については、中津商工会議所の指導で経営革新計画の承認も受けていました。経営革新はこの計画どおり進めていきたいと考えていたものの、本業のカフェも地元では人気店で忙しく、クラフトチョコレートの販路開拓が難しい状況となっていました。この販路開拓についてどのように進めていけばよいか、と会議所の経営指導員から相談があり支援に着手することとなりました。

支援内容と成果

 経営指導員と製造拠点の訪問をしたところ、ニッチな商材である点が大きな魅力に感じられ、いろいろな販路についての可能性を感じました。

 現在の取扱品は、10センチ角で800円と高単価であることから、まずは高級嗜好品として百貨店や専門店での販売を目指すことにしました。こだわりを持った喫茶店や由布院の有名旅館での販売を視野に入れ、営業の手法についてアドバイスを行いました。また、相談者が取引を希望する先には、コーディネーター独自のネットワークもあったことから、紹介・マッチングなども積極的に取り組みました。

 その結果、大分県唯一の百貨店であるトキハのわさだ店と博多三越でのヴァレンタインでの取り扱いが決定しています。由布院では、菓子メーカーとのコラボや由布院温泉を代表する高級旅館「亀の井別荘」での取り扱いも決まっています。

 当初は「販路のめどが立てば」とのことでしたが、2017年11月に10周年を迎えたカフェを閉店し、12月21日にCraft Chocolate Cafe「ハルチョコレート店」をオープンし、クラフトチョコレートの製造販売店として新たなスタートを切っています。

ハルチョコレートのクラフトチョコレート画像
ハルチョコレートのクラフトチョコレート

企業情報

ハル チョコレート店

・代表者名:塩崎 光治

・所在地:中津市京町1452-1

・事業内容:クラフトチョコレートの製造販売

・HP:http://www.haru-chocolate.com/